知的財産について

オビツ製作所では、先代社長から現社長にその意志が引き継がれ、自社で独自に開発・創作した発明・考案・意匠・商標については、国内外で特許権、実用新案権、意匠権、商標権などの知的財産権を積極的に取得し、そして実際に活用することにより広く周知徹底させ、強い保護を図っております。
また、新規商品を展開するにあたっては、既存の第三者の知的財産権を尊重し、これを侵害しないよう十分留意しております。
そして、自社商品の国内外における模倣品の出現に対しては、自社サイトにて注意喚起するだけではなく、国内外の弁理士・弁護士の協力を得るとともに、税関その他の公的機関をも積極的に利用して模倣品の摘発など厳しく対処し、オビツブランドを徹底的に守り、かつ粗悪な模倣品がお客様のもとに届かないようにし、お客様の利益・安全を守るべく努力を続けています。

オビツ製作所では、オビツ11・オビツ150などの各種オビツボディやオビツボディタフネス(レスキューマネキン)を初め、構造・技術面でオリジナリティのある商品展開を多数企画開発しており、有用性のある開発商品にあってはすべて特許権や意匠権などの知的財産権を取得するように社内奨励しております。
また、オビツブランドは、創業より築き上げてきた大きな信用が化体されている大切な資産であります。そして、オビツボディ・オビツキューピー・フル可動QPなどのオリジナリティのある新しいブランドも価値ある大切な資産であり、すべて商標権を取得し、かつ維持するように社内奨励しております。

オビツ製作所は、日本弁理士会主催の【2019 第6回知的財産活用表彰】において、「デザイン部門」における「知的財産活用奨励賞」を受賞いたしました。「ソフトビニール人形、フィギュア等の分野でデザインを追及し、意匠を権利化するだけでなく、特許・商標・税関の取締も活用し、MADE IN JAPANにこだわる商品を国内外で積極的に展開している。」との点において評価されました。

国内のみならず海外においてもオビツ製作所の認知度が高まってきている昨今、知的財産権のさらなる活用を図るとともに、法令順守に努めていく所存でございます。