
専務 松井
中国で生産されるおもちゃが多い中、オビツ製作所は、海外はもちろん国内の同業者でもできないような難しいものにも全て取り組んできました。ソフビを作るときにはまず原型を作るのですが、原型が出来上がってから直しが入るのは原型師さんにとっても大変なことです。そこで我々は原型を仕上げる前に、どこで分割すればお客様が理想とする仕上がりに近づくかを考え、60年以上に及ぶ彩色・成型経験からアドバイスをさせていただきます。かつては金型が出来上がると、まずは私が工場で成型を行い、気泡が出ない抜き方などを研究してからスタッフに教えるようにしてきました。今ではスタッフ全員、その技術を身につけています。中には物理的にどうしても作れない形もありますが、できるだけお客様の希望の形状を変えないように、他で断られたというものでも、なんとか作る方法を編み出そうという心構えで取り組んでいることが、我々を選んでいただける理由なのかな、と思っています。そんなクオリティと安心感が“Made in Japan”のものづくりの信頼につながり、今では香港、中国、タイ、フランス、アメリカからも繰り返し注文を頂くようになりました。納品の際には「さすがオビツだね」と言っていただけることも多いです。