伝統工芸はもちろん、日本の高度成長期を下支えした町工場など、手仕事の技術を受け継ぐ人たちにスポットが当たる今。ともにものづくりの街として知られる、東京・葛飾と石川・金沢から、職人の手仕事にこだわる 2 社が手をとりあい、売上の一部を能登半島地震・水害での復興の一助になることを目指したチャリティ企画商品「オビツキューピー®金箔」を発売します。
もともと箔座の製品や金箔を使った日本酒などのプロダクトをリピートしていたオビツ製作所スタッフは、両社のものづくりの精神が似ていることに注目していました。そんな中、能登半島地震が発生。地震や水害による甚大な被害は、発生から一年たった今もなお復興には程遠く、箔座の取引先のなかにも被災の影響が。その一方、職人の手仕事に支えられた町にいるものとして他人事ではない。オビツ製作所も、被災地に対して何か力になれることはないか、模索を続けました。そうして実現したのが、箔座の金箔を施した「オビツキューピー®金箔」。これまでも数々のコラボレーションをしてきたオビツキューピー®が、ものづくりの町からものづくりの町へのメッセンジャーとして生まれました。
5cm、15cm、25cm、3 種類のボディサイズで展開する本商品は、両社によってひとつひとつ手作業で作り出されたプロダクト。隅々まで金色に光り輝く可愛らしいキューピーは、希望の明日を照らすことを願うシンボルとして、また安寧を願う贈り物としても親しまれそう。オビツキューピー®と箔座の金箔。ともに職人による手仕事の尊さを誰よりも知っている 2 社によるコラボレーションが被災地で技術の継承に携わる人々への一助となれば幸甚です。