＊撮影用に純正ヘッド『OBT30-02』を装着しています。製品にヘッドは付属しません。

今回の開発方針は『可動に全振り』という事で、
歴代オビツボディの中でも群を抜いた可動箇所、範囲を誇り、
オビツボディのタイトルのところにいつも付いている
『FULL ACTION DOLL』の名に恥じない物に仕上がっております。

今回は先行販売直前！という事でこれまでよりも詳しくご紹介いたします！
ちょっと長いですが30cmボディをより楽しめるようになると思いますので、
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。


■外観
まず見た目から。
OBITSUBODY30、という事で純正ヘッドの『OBT30-02』を装着した状態で全高約30cmになります。
1/6スケールなので実寸180cmくらいの男性を想定したサイズ感です。
ヘッドを外した首パーツまでだと約28cm程、
ヘッド接続部はOBITSU11、24系の構造で標準的なソフビヘッドが接続可能です。

バランスはヘッドにもよりますが7頭身くらい。
なんか胴長では…？というご意見も頂きましたが足長体型だと
腰の入ったアクションが決まらないので、カッコ良くアクションが決まりつつ
短足にならないギリギリのバランスで調整してます。


造形的にはいわゆる『細マッチョ』のイメージで造りました。
細身ですが、くどくない程度の筋肉造形で普遍的なカッコイイ体型を目指してます。
今回ハンドパーツの造形にはすごくこだわりました。
特にグー手の握りこんだ感じは我ながら良く出来てると思います。



■可動
いよいよ目玉の可動ギミックのご紹介です！

まず、最大のポイントである胴体部。
可動重視型という事で外観は多少犠牲になっていますが、
首～股間部までを5分割する事で前後左右に大きく可動します。


胴体のロールは首、胸下、下腹部にあります。
首のロール軸は少し硬いので、ヘッドではなく首パーツを持って回転させてください。
胴体部は普通に動かすと胸下軸で回転し、外観的にはヘソ上の分割で回転します。
前後左右に曲げた状態では下腹部軸で回転するようになっています。


そして肩回りも前後左右、柔軟に可動します。
上に上げて力を込めた状態にしたり、内側に寄せれば腕がクロスする状態まで持っていけます。
肩回りの隙間埋めパーツは肩内部の可動軸に連結され、
可動の邪魔にならずに外観を出来るだけ美しく保つ役割を担っています。


肩軸にもちょっとしたこだわりがありまして、
これまでのオビツボディだと肩を真上方向に上げる場合は肩軸回転させるしかなかったんですが、
30は跳ね上げ方式で人体に近い腕の上げ方が出来るようにしました。
より直感的に可動させることが出来るのと
服を着せて腕を上げた時に布がツレたりヨレたりを防ぐことが出来ます。


股関節は左右80度程度まで開き、前方向には90度まで。
内側と後ろ方向には10度程度の可動域があります。
なお、股関節はかなりきつめに調整してあります。
頑強な素材を使用してますので、よほどの事が無い限り破損はしません。勇気をもって動かしてください。